住宅

夏暑い。天井の断熱が不足しているかも。天井断熱は夏こそ効果あり

2階が暑くて寝苦しい時がありませんか。

 

熱は上昇しますので2階が暑くなるのは多少は仕方がないです。

 

ただし、2階の屋根裏が暑さの原因になっているのは知ってますか?

 

天井の断熱は冬場よりも、夏場のためにあります。

 

どうして夏に効果があるのでしょうか?

 

その理由を本記事では解説していきます。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから新築住宅を考えている
  • 夏二階が暑くてたまらない
  • 断熱リフォームを考えている

 

 

 

夏場に効果がある理由は簡単です。

 

夏と冬での温度差を考えると良いでしょう。

 

家を建てたい人
温度差?

 

温度差を考える事で天井断熱の重要性がわかります

 

本記事でわかる事

  • 天井の断熱の必要性
  • 暑くなる理由
  • どのくらい最低限必要か

天井の温度差

 

住宅で温度差があるのは

 

室内と外気

室内と屋根裏

 

この二つが温度差のでる空間となります。

夏場で考えて見ましょう。

室温20℃ 外気温30℃ 屋根裏60℃と考えますと

ポイント

室内と外気では10℃の差

室内と屋根裏では40℃の差となります

では冬場で考えます

室温20℃ 外気温ー10℃ 屋根裏−10℃と考えますと

ポイント

室内と外気では30℃

室内と屋根裏では30℃の差となります。

 

その為、より温度差が生じる夏場のために天井断熱は必要となります。

 

暑くなる理由

 

屋根裏の温度差が結構あるのは理解出来たと思います。

 

では、なぜ2階が暑くなるのかを説明していきます。

 

夏の暑い空気は、夜に出てきます。

 

どのように出てくるかと言いますと、

 

夏の暑い空気は屋根裏に籠もります。

 

屋根裏にたまった空気は、夜に輻射熱として部屋の中に侵入してきます。

 

天井の断熱がない断熱が薄い場合は

 

2階の部屋が輻射熱によって暑くなります。

 

部屋が暑くなると言うことは

 

冷房の利き方も悪くなりますので

 

光熱費にそのまま反映されてしまいます。

 

断熱材の厚みは?

では、どのくらいの断熱材が必要なのでしょうか?

 

建築される会社によって、断熱材の種類が違うので

 

一概に決めることは出来ませんが

 

最低限の厚みは決めれます。

家を建てたい人
どのくらいの厚み?

 

むらっち
壁の断熱の2倍

 

最低限、壁の断熱材の2倍は必要となります。

 

日本の住宅は105角の住宅が多いです。

 

その為、最低でも200mmの断熱材が必要です

 

最低でも壁の2倍の厚みが必要

 

むらっち
私が監理するときは300mm

にしてます

 

断熱材の施工

では、どのようなに断熱を施工するのか

 

天井断熱の場合、多くは繊維系の断熱が一般的です。

グラスウール

ロックウール

セルローズファイバー

 

様々な種類の断熱がありますが、施工方法次第では

 

効果が薄れてしまいますので気をつけましょう。

 

コストパフォーマンスが優れているのは

 

グラスウールなどの断熱材です。

 

ただし、施工方法は難しいです。

 

正しい施工をしない工務店は多いです。

写真のように正しい施工であれば問題ないのですが

 

多くは隙間が出来てしまいます。

 

隙間があると、断熱されない空間が出来てしまします。

 

セルローズファイバーなどの断熱の場合は

 

 

写真のように吹き込みますので

 

施工制度にムラがなく均一に施工できます。

 

グラスウールの断熱に比べるとコストはかかります。

 

まとめ

天井断熱について本記事は書きました

 

年々夏場の暑さは厳しくなっています。

 

住宅での熱中症を回避するためにも

 

天井の断熱はしっかりと入れましょう。

 

天井の断熱がしっかりと入っていると

 

雨音なども聞こえづらくなります。

 

どのような種類の断熱材を選ぶのか

 

建てる会社と検討して選びましょう

 

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